2009年3月11日水曜日

BANG & OLUFSEN Earphones 一年四ヶ月つかってみて

使い始めてから一年四ヶ月ほどたちましたが、満足しています。BANG & OLUFSEN Earphonesの音の良さの秘訣は、イアーパッドが小さい点にあります。ふつうのヘッドフォンは耳をルーズに覆うだけですが、こいつはイアーパッドが小さいので外耳孔に密着してくれます。また、ヒトの外耳道は外耳孔から垂直に奥に向かっているのではなく少し前上方を向いていますが、イアークリップの自由度が高いので、イアーパッドを外耳道の向いてる方向にきちんと固定させることができ、低音までしっかり聞こえてくるのだと思います。カナルタイプのイアフォンと似ていますが、外耳道の中にプラグを挿入するわけではないので、湿性耳垢の人が使っても汚れないのも良い点ですね。あと、基本的に外を歩く際に使うので、適度にクルマの音などが聞こえるのも良い点です。


ただ、長く使っていると問題もないわけではありません。イアーパッドはふかふかした感触のスポンジみたいなモノでくるまれているのですが、耳と金属に長年はさまれているせいでこんな風にすり切れてしまいました。このまますり切れの部分が広がると、いずれはスポンジの保護なしで使うことになりそう。なので、この2週間ほど試しに左側だけスポンジを外してつかってみました。その感想はというと、耳のあたりの皮膚ってかなり鈍感なので、スポンジありの右も金属がじかに接触する左も、この寒い時期の使用でも装着感に違いは感じられませんでした。また、音的にも大きな違いはありませんでした。

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