2008年12月3日水曜日

南武線の新駅

南武線の谷保と分倍河原の間に西府駅という新しい駅が建設中です。3年以上前から建設が続いていたと思いますが、今年度中に開設の予定だそうで、昨日通過した際に電車の中から見るとエスカレータやエレベータの設置も終わっていて、まだ看板類はありませんでしたが、駅の施設は完成に近いようです。大きなビルなんかと違って、駅の施設は屋根とプラットホームと跨線橋と駅前広場くらいしかないので、もっと短い期間で建設できてもおかしくないような気がするのですが、JRや府中市の予算の関係で単年度に使える資金に限りがあるから複数年かけて完成するものなんでしょうか。

駅自体は複線の線路の両側に上り用と下り用の別々のプラットホームがあって、それを跨線橋がつないでいる、谷保駅なんかと同じようなタイプです。おそらく、跨線橋の上に券売機や改札や事務所なんかがあるのでしょう。こういう、両側にプラットホームがあって改札が一つしかないタイプの駅では、2つのプラットホームと改札口をつなぐ手段が必要ですが、JRの場合には跨線橋が設置されていることが多いと思うのです。でも、この地域の南武線は高架ではなく地上を走っているので、跨線橋ではなく地下道でつなぐ方がいいのではと感じます。

というのも、跨線橋だと電車の架線を越えるだけの高さになってしまいますが、地下道にすれば人間の背丈に見合った深さを掘るだけでいいから、階段の上り下りが少なくて済みそうに思えるからです。新宿など大きなターミナル駅だと地下連絡通路も天井がそれなりに高いので深くなってるように思えますが、乗降客の少ない駅ならそれほど深くせず階段を短めに出来そうな。

エレベータ・エスカレータは設置されていても全員が利用するわけではないと思うので、バリアフリー的にも階段が短いことって重要です。営業運転中の線路の下に地下道を掘るのが困難なのかとも一瞬思ったのですが、この西府新駅から少し離れた線路の下に連絡地下道が新設されていたので、そういう問題ではないようです。メンテナンスの費用とかが問題なんでしょうかね。

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