2008年8月2日土曜日

セミの穴


8月に入り、アブラゼミの声がしきりと聞こえるようになりました。街路樹の根元には、セミの幼虫が抜け出してきたとおぼしき穴がいくつも見られます。そして、歩道に敷かれたタイルの隙間にも、こんな風にセミの抜け穴が。



広い公園や舗装されてない地面に植わっている樹の根っこで暮らしているセミの幼虫の場合には、大きくなればなんの障害もなく地上に出て来られるでしょう。でも、街路樹の根で暮らしている幼虫の場合、地上に出ようとして土を掘りながら上がっていっても、地面が舗装されていて地上に出られなくなっちゃうこともありそうな気がしますが、どうなんでしょう。このセミみたいに、運良くタイルの隙間が見つかればいいけど、車道なんか一面にアスファルトで舗装してあるから、困ってしまいそう。

櫻の樹の下ではありませんが、アスファルトの下には羽化できないセミの幼虫の死体が埋まってたりして。

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