2008年6月25日水曜日

添付ファイルで作成する


毎日ポスティングされるチラシ類の多さに閉口しています。市の広報もふだんはチラシ類に紛れて読まずに捨てちゃうことも多いのですが、昨日は一番上にあったのでエレベータの中でざっと眺めてみました。一面の下の方に、第2次地域福祉計画策定委員を募集という囲み記事が載っていました。

仕事柄、介護を必要とする人たちと接することが多々ありますが、コミュニティの崩壊している現在ではなかなか難しいことも多いものです。例えば、物を持って歩くことが難しい一人暮らしの高齢者にとってはゴミ出しなんかも問題となります。ゴミって分別して別々の曜日の早朝に出さなきゃ行けないものですが、介護保険のヘルパーさんはそんなに頻回にしかも早朝入るプランは立てにくいのが実情です。

ですから、住み慣れた地域で暮らし続けたいという希望を実現するためにも、地域で支え合う仕組みがうまくまわっていくことが望まれます。また、この手の委員会には市から委嘱を受けた学識経験者や実務者の他に、市民が公募されるのが当たり前のようになっていますが、住民の声を活かした計画になるといいなとは思います。

などと思いながらこの囲み記事を読んでいて、とても気になる点がひとつ。委員になるためには小論文を添えて応募するのですが、「メールの場合、添付ファイルで作成するものに限る」っていったい何。添付ファイルで作成するというこの表現の意味が私には全く理解不能です。小論文はメール本文には書かずに、添付ファイルとして送れっていう意味なのでしょうか。

もしかするとWinユーザー間では普通の表現なのかもと思って、「添付ファイルで作成するものに限る」でググったら1390件しかヒットせず、"添付ファイルで作成する"という完全に同じ表現は「市民活動センター たちかわ通信」という立川市関係のものともう1件だけでした。ググってこんな数しかヒットしないって事は、普通に使われる日本語でないのは確かでしょう。

立川市の職員の中にこういうおかしな表現を好む人がいるせいで、こう記されているのは分かりました。それにしても、数万部も発行する広報ですから、事前に他の人が読んでおかしな表現をチェックしたりはしないんでしょうか。不思議。

0 件のコメント: