2008年1月14日月曜日

SheepShaverの使いごこち

起動時にMac OSのジャーンというスタートアップチャイムが鳴りません。しょっちゅうフリーズして再起動を繰り返さなければなりませんから、うるさくなくていいようにという仕様なのかも :-) また、アプリケーションによっては音が出ないものがあるような感じです。

SheepShaverはPowerPC G4 100MHzのPowerMacintosh 9500/9600シリーズをエミュレートしているそうです。うちでは、メモリを256MB割り当ててMacBook Proの上で動いていますが、スピードは500MHzのPBG4にも全くひけをとりません。マウスの動きもスムーズでエミュレータとは思えないほどなので、スピード的な不満はないですね。


また、SheepShaverがバックグラウンドで起動している途中で、OS Xの方でこういったテキスト入力など他の作業をしても全くストレスなくできます。辞書ファイルの書き出し作業をさせてCPU使用率をみてみると、めいっぱい動いていても片方のCPUだけがSheepShaverに割り当てられているようです。ただ、SheepShaverはバックグラウンドでアイドル中でもCPUの片方はフルに働かせてしまうので、バッテリーで駆動中には使用すべきでないアプリケーションですね。

外部機器との接続ですが、CDがサポートされています。うちでは、過去につくった文書ファイルの利用がほとんどなので、CD-Rに記録してつかっています。 CDは、SheepShaver起動中にCDを挿入して認識されることと、CDを挿入してから立ち上げないと認識されないことがあります。CDの取り出しは、SheepShaverとOS Xの両方で取り出す操作をしなければならないためか、少し時間がかかります。

SheepShaverはDVDやUSB接続FDDなどを認識することはできません。プリンタはどうなんだろ、試していません。

まだまだ安定しているとは言えず、時々落ちます。落ちるとほとんどSheepShaverごと固まってしまうので、OS XでSheepShaverを強制終了してやらないといけません。時にはSheepShaverが突然終了したり、まれには爆弾マークがでることもあります。爆弾マークからはSheepShaverを強制終了せずに再起動が出来ました。

フリーズ後にふたたびSheepShaverを起動すると、「適切にシステム終了しなかった可能性があります。現在Disk First Aidが起動ディスクをチェックして問題を修復しています」というおなじみの画面が現れます。ただ、HDDの性能がかなり向上しているおかげか、この「再起動」処理にかかる時間は本物のPBG4よりずっと短いので、あまりストレスはないですね。


私がインストールしたのはMac OS9なので、当然ですがFPUの必要な68K用のアプリケーション、WingzとかStatisticaなんかは使えませんでした。PowerFPUもインストールしてみましたが、これも有効には出来せんでした。これらはみんな漢字Talk7.5時代のアプリケーションで、PBG4を使い始めて以降に使ったことはなかったし、PBG4実機でも動かないと思われるので、これには不満はありません。


 SheepShaverでMac OS9
 SheepShaver OSインストール後にまず
 SheepShaver コピーペースト
 SheepShaver OS Xとのファイルのやりとり
 SheepShaverの使いごこち
 SheepShaverはつかえるか?

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