2007年12月12日水曜日

Pagesの検索機能

ワープロソフトでテキストを扱っている際には、検索機能をつかうことがちょくちょくあります。テキストを扱うソフトなら、みんなCommand+Fで検索ができるのですが、Pagesの検索機能には問題があります。


検索すると探し出された言葉がハイライトされるのですが、Pagesの場合は図のように薄いグレーでのハイライトで、全然目立ってないのです。なので、ぱっと見てどこに探し出された言葉があるのか分からない、注意深く見ないとだめというのは、フラストレーションのもとになるし、作業効率も下がります。

それに対して、Wordで検索すると探し出された言葉がちゃんとシステムで設定したカラーでハイライトされるので、一目でどこにあるのかが分かります。こっちの方が便利。


他のソフトはどうかなと、バンドルされているSafariとテキストエディットを調べてみました。Safariで、表示されているページ内の言葉を検索すると、図のように探し出された言葉が黄色くハイライトされます。とっても目立っていていいですね。


テキストエディットは、Pagesと同じように目立たないグレイのハイライトです。でも、テキストエディットで検索したときには、検索直後に、Safariで検索したときと同じように、検索文字列を含む黄色のマークが一瞬ポップアップした後にグレイになるので、Pagesとは違って探し出された言葉のありかがよく分かります。

PagesとWordとテキストエディットの場合、検索は検索ウインドウで行います。そして、検索実施後も文書のウインドウではなくて、検索ウインドウの方がアクティブになったままです。検索は繰り返して実施することが少なくないので、こういう仕様になっているのだと思います。

で、探し出された言葉はアクティブではない文書のウインドウの方にあるわけです。なので、Pagesとテキストエディットで探し出された言葉のハイライトがグレーになってしまうのは、アクティブではないウインドウにあるから当然といえば当然。

検索以外の一般的な場合でも、テキストを選択してハイライトさせてからそのウインドウを非アクティブにすると、ハイライトはグレーになってしまいます。これはAppleのUIガイドラインがこうなっているのかと想像します。

なので、Wordで、アクティブでないウインドウ内に存在する探し出された言葉が、システムで設定したカラーでハイライトされるのは、検索結果を目立たせるという点では成功ですが、統一されたインターフェイスという観点からは好ましくないのかも知れません。

その点、テキストエディットの、検索直後に検索文字列を含む黄色のマークが一瞬ポップアップした後にグレイにする方法は賢いやり方です。Pagesにもぜひこれを採用してもらいたいものです。

Pagesの検索機能に対する注文がもう一つ。Wordでは文書のウインドウと検索のウインドウが重なっていて、検索ウインドウの下に探し出された言葉が隠れてしまうような時に、検索ウインドウが自動的に別の位置に移動してくれます。これも便利なのでPagesでの採用を希望です。

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